ゲームブック「ブラッドソード」

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zoom RSS CM1-3 カエレスティス(Caelestis)

<<   作成日時 : 2012/11/18 15:54   >>

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【あらすじ】
ペナント小屋に戻ったアルターは、まだ唯一残っていたマグス・バラザールのペナントを手に取ろうとした。その時、衛兵のパトロール隊に追われた先ほどのしゃれ男が走ってきて、ペナントを横取りしようとしたため、二人同時にペナントを手にすることとなった。衛兵隊長はしゃれ男−彼の名はカエレスティス−をスリの罪で逮捕しようとし、挙句の果てにはその場に居合わせただけのアルターまでも連行しようとする。しかし、執事のとりなしで二人ともマグスの闘士候補として採用されたため、逮捕は免れた。
マグス・バラザールの館で二人は、仮面舞踏会のパーティー客の中からバラザールを探し出す試験を受ける。カエレスティスは持ち前の鋭い観察眼で対象を絞り込んでいくと、最後に腹話術でバラザールを出し抜き、見事試験に合格した。

【ゲームブックでの該当場面】
・マグス・バラザールの館での仮面舞踏会

【ゲームブックと異なる設定】
カエレスティスとの出会い(修道騎士+盗賊の凸凹コンビ結成)
・青の塔から帰還した後に残っているペナントが、マグス・カルーゲンではなくバラザールに変更されている。
・バラザールを見つけ出す手法は、ゲームブックでは僧侶の読心術もしくは癖か服装に着目した観察だが、今回は腹話術。
・バラザールが、ゲームブック中のカルーゲン並みに高慢な奴でイメージダウン(笑)。しかも扮装も、ドミノ仮装衣ではなく拷問人に変更され、いやな感じ。
・バラザール発見後に襲撃してくるブルーのマントの男は登場せず。従って、ロジ・スカイランナーの剣もブルートゲトランカーの剣もオシリスのお守りもなし。

【アルターvs.カエレスティス・その1】
衛兵隊長(SE)「おい、この犯罪者め。おとなしくついて来るか?」
カエレスティス(C)「犯罪者だって?俺にはカエレスティスって立派な名があるんだ。俺はマグス…えーっと…、そう、バラザールの闘士だ。」
SE「はっ、お前が闘士だと?お前は闘士なんかじゃない、ただのスリだ。だから俺が逮捕しようとしてるんだ。」
執事(ST)「この若者の発言は正しい。彼はマグス・バラザールのペナントを手にしたのだから、彼を逮捕することはできない。」
アルター(A)「私が最初にここに来たんだ。当然のことながら、闘士になるのは私だ。」
SE「思った通りだ。(部下の衛兵に向かって)この悪党を逮捕しろ。」
C「そんなに慌てなさんな。ペナントは俺のものだ。このウドの大木がどうやって闘士になるんだ?武器さえ持ってないんだぜ。」
A「(太い腕を組みながら)私に武器は必要ない。私の修道会の修道士は、必要であれば素手で戦う訓練を受けている。」
C「本当に?マグス・バラザールが感銘を受けるとは思えんがな。」
A「自分の闘士がスリを働くことを彼が感心するとでも思っているのか?」
SE「もうたくさんだ!法ではどうなんだ?今この者達はマグス・バラザールに雇われているのか?率直に言うと、俺は二人とも逮捕できればそれで満足なんだ。」
A「私は犯罪には関与してないぞ!」
C「俺自身はまだ嫌疑をかけられただけに過ぎないぜ、法廷に出るまではな。」
ST「両者は同時にペナントを手にした。従って、二人ともマグスに仕えることができる。必然的に、彼らは起訴を免れることとなる。」
SE「ちっ、お前には警告しておくぞ。俺は地下闘技場の外で待っている。もしお前がしくじれば、もうマグスの庇護を当てにはできないのだからな。」
ST「もし失敗したら、彼は人間界の法など気にする必要はなくなってるさ。」

【アルターvs.カエレスティス・その2】
C「(噴水の傍の二人の人物を指さして)恐らくあのどちらかがマグスだ。」
A「どうしてあそこにいる緑色のかつらの男ではないんだ?」
C「彼は召使いと話をしている。マグスは決してそんなことはしない。」
A「テーブルの傍に立っている痩せた変人はどうだ?顔を青く塗って灰色のローブをまとっている奴だ。」
C「マグス・ウルの色じゃないか!バラザールが奴を嫌っているのはよく知られているだろ。」
A「それなら、あいつは?」
C「傍を通り過ぎる時に話を漏れ聞いたが、下品な冗談を二人のレディーにしていた。俺が想像するマグス・バラザールの品行の類じゃないね。」
A「どうしてそんなことが分かる?お前は彼のパーティーに出席する習慣でもあるのか?」

【カエレスティスvs.マグス・バラザール】
C「(姿を隠したまま腹話術で)バラザール、私の言うことをよく聞くがいい。私は水の精霊だ。この噴水に私の住処を構えることにした。魚の群れが邪魔ゆえ、こやつらをさっさと追い払うのだ。」
拷問人の扮装の男(T)「何だと?そのように厚かましく話し掛けられる覚えはないぞ。精霊よ、私の噴水から直ちに出ていけ。さもなくば、干ばつと乾燥と汚染の呪文でお前を干からびさせてやるからな!」
C「(姿を現して)バラザール様でございますね。」
T「お前は誰だ?どうやってここに入った?あれはお前の精霊か?」
C「水の精霊はいません。」
A「(姿を現して)バラザール様、我々はあなたの闘士になるためにここにやって来たのです。」
T「何という冗談だ!私はこのささやかな試験で、私の闘士となる機知に富んだ魔術師を見つけ出せると思っていた。だが蓋を開けてみれば、狡猾なごろつきといがぐり頭の修道士ときた!」

【感想】
マグス・バラザールではなくカルーゲンの方がしっくりくるようなシーンです。アルターは剣も失っているので、ゲームブックでカルーゲンとのゲーム(フレイの雄鶏or山の老人)に負けた時と状況が似てますし。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
前回のしゃれ者は、やっぱり新しい仲間だったんですね。
小説ではカルーゲンとバラザールが混じっているんですね。
話術に観察に腹話術と、カエレスティスはまさにブラッドソードの盗賊そのものですね。
宝石を託す予定だったジャイラスが魔術師の仲間でしょうか。そういえば、ゲームブックでは、ブラッドソードの部品は魔法の力で守られているから盗まれないという設定がありましたが、小説にはそれは無いようですね。
伝説の勇者
2012/11/18 18:07
小説にはカルーゲンもバラザールも登場しますが、どちらもいわゆる貴族ですね。下層階級には見向きもしない連中です。でもご心配なく。そんなマグス連中には最後に天罰が下るでしょう。
そういえば、ブラッドソード自身の魔力うんぬんといった設定がありましたね〜。は今回はあまり発揮されないような気がします。
チームトムトム
2012/11/19 08:09
「機知に富んだ魔術師」とか言ってますが、ゲームブック版ではかろうじて予言やファルタインで見つけ出してましたし、あのドミナス=ケルが魔術師の優秀な部類に入るようなので、こういう競技ではむしろ不向きに思えるんですけどねえ。
・「仕事をきっちりした者には報いる気前の良さもある魔法の貴族」
から
・「働いた者への一方的な裏切りも平気で行う世俗の貴族」
へと現マグスの性格が変わるなど、相当な変更点があるみたいですね。
さて、地下世界はどう変化したのでしょうか。
アル=ケイン
2012/11/21 00:44

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