ゲームブック「ブラッドソード」

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zoom RSS CM1-9 深淵(The Chasm)

<<   作成日時 : 2012/12/09 11:15   >>

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【あらすじ】
アルターら三人が転送された先には、驚くべきパノラマが広がっていた。そこは奥行二キロメートル以上、高さも百メートルはありそうな、火山の溶岩に照らし出された洞窟だった。冷たい岩を通り抜ける際に氷漬けの記憶が呼び起こされたイムラガーンはショック状態に陥りかけるが、カエレスティスの冗談によって精神の安定を取り戻す。徐々にではあるが、彼らの間に信頼関係が築かれつつあった。
彼らのいる岩場からは、緑がかった白い霧の中に浮かぶ三つの高台が見えた。最初の高台とは幅一メートルくらいの手すりのない橋で繋がっており、その下では砦の下水が轟きながら流れている。橋の向こうにあるすすけた神殿のテラスでは、ハッグ達がテラスに集まり、橋を渡ろうとしている三人に向かって物を投げたりヤジを浴びせたりしてきた。
一番手はアルターだった。彼が橋に足を踏み出すと、天井近くに彫られた巨大なガーゴイルの頭が轟くような声を発した。「お前達を待ち受ける死者に立ち向かえ。」同時に、彼の背後に輝くエネルギー障壁が発生し、もはや後退は不可能となった。次のガーゴイルの合図で姿を現したのは、錆びたチェーンメイルの胴着とハンマーを装備した不格好なバーサーカー、ベオルン・スミスハンマーだった。そいつはアルターの父親と因縁があるという。自分の父親の事を聞き出そうとするものの、聞く耳を持たないベオルンを彼は仕方なく倒す。奴の死体を橋から蹴落としながらも、父親の手掛かりが永遠に失われたことに深い悲しみを覚えるアルター。
彼が橋を渡り終えると、今度はカエレスティスが進み出た。ガーゴイルの呼び掛けで現れたのは、盲目の老魔術師ヒュロンダスだった。説得を試みる彼を遮って、奴は呪文を詠唱した。まばゆい緑色の炎が炸裂した後、橋の上にカエレスティスの姿はどこにもなかった。

【ゲームブックでの該当場面】
・ガーゴイルの橋の手前側(滝をくぐらない方)を渡る
・アルターは戦士のキャラクターの選択肢に、カエレスティスは盗賊のキャラクターの選択肢にそれぞれ該当。

【ゲームブックと異なる設定】
・ダージの群れは襲ってこない
・滝をくぐるルートはなし
・ベオルンはアルターと面識なし
・ヒュロンダスはカエレスティスのとばっちりを受けて処刑された(ゲームブックでは決闘で倒したことになっている)
・ヒュロンダスの呪文は”緑の”火?(ゲームブックではソードスラスト)

【イムラガーンのうん蓄】
・現在のマグスの魔力が地底火山を鎮めていると知ってアルターとカエレスティスが感心していると、イムラガーンは彼らの魔力は真のマグス達とは比べるべくもないと言い放った。この冒険が終わったら、エールでも飲んでくつろぎながらその辺りの事を教えてあげようとも。←「俺…この○○が終わったら、○○するんだ…」的フラグ発生
・滑空してくるダージの群れを見てアルターが剣に手をかけると、イムラガーンはそれを制した。奴らは死肉喰らいなので襲ってはこない、と。

【アルターの追加情報】
孤児として修道院で育てられた彼は、両親を知らない。

【アルターvs.ベオルン・スミスハンマー】
ガーゴイル(G)「灰から蘇れ。勝者は生を受けるであろう。」
バーサーカー(B)「待ち望んだ敵か。ここは俺達が入れ替わる場所だ。」
アルター(A)「待ち望んだ敵?戦わねばならないのなら私は喜んで戦うが、なぜ知りもしないお前と戦うのかわけを教えてくれ。」
B「お前は俺を知らない。俺達の武器は今日まで一度も交わったことがないのだからな。だが、俺はお前の血筋に対して強い憎しみの借りがある。俺はベオルン・スミスハンマー、二十年前にお前の父親によって殺されたのだ。今こそ俺の命の対価を払ってもらうぞ。」
A「父だと?お前は私の父を知っているのか?それなら教えてくれ−(ベオルンが向かってきて中断)。」

【カエレスティスvs.ヒュロンダス】
ガーゴイル(G)「死から甦れ。ヒュロンダス、お前の待ち望んだ敵が橋を渡ろうとしている。そいつを止めれば、貴様は命を取り戻すであろう。」
ヒュロンダス(H)「わしの待ち望んだ敵よ、ここはわしらの因縁についに決着をつける地だ。」
カエレスティス(C)「因縁だって?俺はあんたを見かけたことなどないぜ。」
H「三年前、わしはお前の犯した罪のうちの一つのために逮捕され、処刑されたのだ。三年間、わしはお前に報復するチャンスを待っておった。」
C「それなら、あんたの復讐する相手は、あんたに有罪判決を下した治安判事だろう。彼の間違いは俺の落ち度じゃない。それに、確かに俺は若い頃に二、三の違法行為を犯したが、処刑を正当化するような悪事は働いちゃいない。その判事は不当に厳しかったんだ。」
H「このおしゃべりの若造が!わしが復讐の機会をみすみす逃すとでも思っているのか?」
C「どうぞ復讐してくれ。だが、罪のない俺のような若者にじゃないぜ。ヒュロンダス、新しいかりそめの命を−アンデッドか、他の何かかもしれないが−その判事を探し出すことに使うんだ。あんたの人生を無駄にしたのはそいつのまずい審判なんだ、だから−(ヒュロンダスの金切り声で遮られる)。」

【感想】
前半の山場、ガーゴイルの橋です。ゲームブックでは誰しもかなり苦労した場面だと思います。
年齢不詳のイムラガーンですが、若い主人公の二人よりは年上と思われ、そのためかマグスや地下競技場についての知識も豊富なようです。そういえば、ゲームブックではクラースの歴史が説明されておらず(おまけに日本語版では巻末glossaryが省略された)、真のマグスと現在のマグスの違いがよく分かりませんでした。
アルターの父親の件は伏線のつもりだったのかもしれませんが、結局回収されることはありませんでした。残念。

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