ゲームブック「ブラッドソード」

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zoom RSS B3-1 オトレメールの都クレサンチウム

<<   作成日時 : 2006/04/16 13:42   >>

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ワイアード王国の冒険から、既に二年以上の月日が経った。今や彼らには、特別な持ち物が二つある。ブラッドソードの名で広く知られる伝説の剣、今はバラバラになってしまった「生命の剣」の柄と鞘だ。この二つの聖宝に込められた魔法は、剣の最後の部分である刀身を求める彼ら一行を執拗に邪魔しようとする、真のマグスの生き残りから守ってくれている。刀身を探し出すことができれば、ブラッドソードは再び元の姿を取り戻す。そしてその剣の力だけが、真のマグス達の復活を妨げることができるのだ。
刀身を求めて、つらい放浪の旅が続いた。だが遂に、北の国で巡り合ったある女賢者が、刀身は十字軍の地、オトレメールのどこかにあると教えてくれた。そこで、目指すはコラード文明諸国の南の前哨地、オトレメールの都クレサンチウムと定まった…。
クレサンチウムは十字軍遠征の際、コラード軍が最初に手中にした都市で、強固な城壁に守られた難攻不落の港だ。ここから、第一次十字軍は異教ターシムの地の征服に乗り出したのであり、今もなおオトレメール最大の港として栄えている。
画像

一行の乗った船が壮麗な港に入り、桟橋に横付けされると、もやのかかった日暮れ前の陽の光を受けて、宝石のように美しい無数の尖塔がキラキラと輝いていた。上陸した途端、エキゾチックなスパイスや香の香りに包まれる。それだけでなく、我先に手を差し出す浅黒い肌の物乞いの群れにも取り囲まれてしまう。
しかし、彼らは先を急ぐ身だ。うるさい奴らめとばかりに、男どもを肩で押しのけ、パラティーヌ地域への急勾配の路地を登り始める。そこには登録所があり、宿を決める前に町へ到着したことを申告しなければならないのだ。
さて、今夜はどこに泊まろうか?

GM注:二巻と三巻の間には、なんと数年もの年月が経過しています。一体どこをさまよっていたんでしょう?確かに、”目的”がはっきりしていても、”目標”が定まらないことはよくあることですが。
でもこの空白の時間は、ブラッドソード大好き人間のチームトムトムにとっては、ある意味願ったりかなったり。いつか外伝的なものをオリジナルで作っていみたいと思います。レベル的にも強すぎず弱すぎず、ちょうどいいですし。その時は、この「北で巡りあった女賢者」を探すというのが旅の目的となりそうです。
巻末glossaryでは、この世界の十字軍遠征は、コラード人の国々がターシムに向けて行った(表向きは)宗教上の理由による戦争であると解説されています。ただし、この戦争が「儲かる」と気づいたフェロメーヌ商業組合やセレンチーヌ教会などが、宗教的感情を煽って続けさせようとしました。この辺は、現実世界の史実を元にしているようです。
その他の用語については、以下のような説明が述べられています。
ターシム:かつてカイクフラン帝国のあった地域を指し、現在はマラジッド、ゼニール、ハロガーン、オパラールの各国から成っている。
コラード(人):十字軍の占領下にあるオトレメールにおいて、北方の血を引く人々と土着のターシム人とを区別するための包括的用語(Blanket term)。
ここで「Coradian」とは、トゥルーフェイス教を信仰する国々(アルガンディー、ショーブレット、カーランド、新セレンチーヌ帝国、エンフィドール、Asmuly)を総称する形容詞としても用いられる。「Coradian Sea」は、これらの国々の海岸に囲まれた海のことで、この世界で最も裕福な港や都市が位置している。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
3巻は内容とタイトルが少し違いますね(^o^)
冒頭を見た時、私も驚きました。いつの間に二年も・・。
北の国で巡り合ったある女賢者って。
刀身のありかは、ウルバにも分からなかったのか。と。
この巻の魅力はなんといっても、イスラムの街をモデルにしたクレサンチウムでしょう。十字軍の歴史とあいまって、歴史小説のような趣もあります。
作者はエルサレムなどのイスラムの都市を旅行した経験があるのでしょうか?
十字軍も実際の歴史に近づけ、理想化せず、腐敗した騎士団や狂信的な指揮官など話しに厚みがありますね。
どちらかといえば、暗殺団の方がよく描かれているところも特徴です。
ここでも外伝をいれる予定があるのですね。もしされるのなら、ドラゴン・ウォーリアーズのルールブックにあるショートシナリオはどうでしょうか?分量としてはちょうどいいと思うのですが。
まめ
2007/11/27 20:48

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