アクセスカウンタ

zoom RSS テーマ「騎士と魔法使い#6 ハヤブサの騎士の逆襲」のブログ記事

みんなの「騎士と魔法使い#6 ハヤブサの騎士の逆襲」ブログ

タイトル 日 時
WW6-21 真の友人
WW6-21 真の友人 ガネロンが剣を引き抜くと、そこには屈み込んだ醜い老婆が姿を現した。 「恐れ入ったよ。」負けを受け入れて、彼女は言った。騎士の剣は彼女の喉に突き付けられたままだ。 「貴様は何者だ?そして、何故アシュリー卿と王国を破滅させようとしたのだ?」 「あたしゃ、ただの孤独な魔女だよ。」悲しげな笑みを浮かべて、彼女は言った。「あたしが欲しかったのはアシュリー卿の愛だけさ。」目に涙をためながら彼女は続けた。「もし王国で一番美しいハヤブサになれば、ハヤブサの騎士はずっとあたしを愛してくれると思った。でも、彼... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2012/11/05 22:22
WW6-20 ハヤブサレース
熱い一陣の風を翼に受けて沼地の上空へと舞い上がると、ガネロンはまっしぐらにハヤブサを目指した。そいつは彼を見ると、鋭い爪をむき出しにして急降下してきた。 そいつはガネロンの上で身体を引き上げると、左の翼を引き裂こうと爪を突き出してきた。だがその作戦を予想していた彼は、最後の瞬間に羽ばたきを止めて滑空すると、爪を突き上げた。 彼と邪悪なハヤブサの爪が互いを捉え、二匹は死の抱擁を交わすこととなった。羽ばたきながら押したり引いたりするものの、どちらも戦いを中断するつもりはなかった。二匹は千フィート... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2012/11/05 21:28
WW6-19 ハヤブサの幻術
ハヤブサの檻がある窓のない小さな畜舎に用心しながら入った時、騎士と魔法使いが最初に見たものは、信じられないほど美しいハヤブサだった。檻の中で羽づくろいをしていたそいつは、二人をまっすぐに見返すと、羽ばたいて金切り声をあげた。それは恐れなどではなく、まるで勝どきのようだ! 突然、ハヤブサの周囲の畜舎が掻き消え、続いて檻も消え去った。彼らは自分達が沼地のど真ん中に立ち、長い胴体の前後両方に頭を持つ三匹のワニに囲まれていることに気付いた。そいつらは獰猛な顎を開閉しながら攻撃を仕掛けてきた。その上空で... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

2012/11/05 21:04
WW6-18 なぜ常に先回りされたのか?
WW6-18 なぜ常に先回りされたのか? 二人はフィロメナの部屋へ駆けつけ、扉をノックした。返事はなかった。もう一度、今度はもっと強くノックした。すると、押された扉は途中までゆっくりと開いた。 「フィロメナ?」ガネロンはかび臭い部屋の中に呼び掛けた。 静かなままだった。 彼は扉を全開にして、中の様子を見た。その時彼は、一羽の鳥が窓から飛び立つのをちらっと目にした。そして、そいつの尖ったくちばしから血が滴っているのも。 「やはり遅すぎたか。」彼はつぶやいた。 彼の言うとおりだった。部屋の奥の隅で身体を丸め、両目をくり抜かれた状態... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/30 13:45
WW6-17 望み過ぎた道化
ガネロンはキンメリアの部屋の扉を開け放った。キンメリアはまだ意識を失ったまま、ベッドで大の字になって横たわっている。そして、ガネロンが恐れた通り、テネブロンは攻撃を受けていた。カントは赤く輝く護符を左手に握りしめ、右手から稲妻を魔法使い目がけて飛ばしていた。仲間の魔法使いの防御は見えざる魔法の楯の呪文だけで、それは今までのところは彼の身を守ってくれているようだ。 だが、ガネロンにはそれすらない。彼の唯一の希望は、不意打ちをしたという要素だけだ。だが、カントは既に彼の存在に気付き始めている。急が... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/29 07:40
WW6-16 城にはびこる魑魅魍魎
宮廷道化師のカントが今回の事件の張本人なのだろうか?時間が巻き戻されて修正されたので、もう起こらない未来でしかないが、あの時奴は魔法で攻撃してきた。ただ、それは奴が得意としているどぎついユーモアなのだと思っていた。道化ごときに何ができると軽んじていたことも認めねばなるまい…。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/28 19:58
WW6-15 たどり着いたその名は
WW6-15 たどり着いたその名は ガネロンは先頭の騎士の馬上槍に斬りつけ、その先端を切り落とした。と同時に、二番目の騎士の槍の軌道から身をひるがえして飛び退いた。そして、三人目の騎士の槍をかわしざまそいつの胴を剣で薙ぎ払い、後ろ向きに馬から叩き落とした。 ガネロンは落ちた槍を拾い上げると、彼の傍を通り過ぎていった二人の騎士を待ち受けた。そいつらは馬首を巡らすと、再び死の突撃を敢行してきた。ガネロンは槍で突く代わりに、大きな弧を描いてそれを振り回した。すると、槍で振り払われた騎手達は鈍い音を立てて落馬した。剣を構えてそのうち... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/27 18:27
WW6-14 キンメリアが10人
一息ついた二人は、疑わしい騎士として最後に残ったキンメリアを訪ねることにした。 暗黒の騎士は馬上試合会場の外で見つかった。背の高い黒馬にまたがった奴は、鎧を身に着け−顔は兜に覆われて見えない−長く鋭い試合用の馬上槍を携えている。 「彼は話をしたい雰囲気ではなさそうですよ。」いつもの控えめな調子でテネブロンが言った。 「そのようだ。」ガネロンが答えた。「それでも、やるだけやってみよう。」彼は口の周りに両手をもっていくと、大声で奴に呼び掛けた。「キンメリア!話したいことがある。」 奴は答えな... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/27 11:29
WW6-13 アニマルアタック
ティボルトは金獅子の剣を見下ろし、ガネロンが本気だと悟った。だが奴が口を開こうとした瞬間、部屋は突然大ネズミの大群で埋め尽くされた!奴は悲鳴すらあげぬうちに、ネズミ達によってバラバラに噛み千切られてしまった。オスグッドもまた、拷問台に横たわった状態で、生きたまま貪り食われていった。そして今や、ネズミ達は騎士と魔法使いに向かって来ようとしている! ガネロンは剣と素手で戦った。階段の傍にいたテネブロンは階段を登って逃げようとしたが、とびきり大きな一匹に打ち倒されて悲鳴をあげた。彼は魔法を唱えるため... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/26 16:05
WW6-12 地下牢再び
ティボルトは居室にはいなかった。そこで二人は地下牢へ足を運ぶことにした。奴はそこでよからぬことを考えながら、ほとんどの時間を過ごすという噂だ。陰気な深みへと続く細い螺旋階段を下りながら、どんな恐怖が待ち受けているのだろうと、彼らは思いを巡らせた。長く慈悲深いヘンリー王の治世下では、地下牢はほとんど使われていない。最後にここまで降りてきたのは一体いつだったか…? だが、ひとたび地下牢までたどり着くと、なぜ最後に来た時のことを忘れようとしていたのか、否応なしに思い出すことになった。朽ち果てた骸骨が... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/25 13:45
WW6-11 陰に潜む影
WW6-11 陰に潜む影 二人がティボルトの居室に近づくと、陰に覆われた廊下の隅からひそひそ声が聞こえてきた。ここに留まるようテネブロンに合図を送ると、ガネロンは会話の内容が聞き取れるまで忍び足で近づいた。 「もし明日の朝までにあやつが秘密を明かさねば、舌を切り落としてしまえと主は仰せだ。」 「そいつを魚の様に切り開いてやるのは、その前と後のどっちだ?」もう一人の人影が暗闇で笑った。 その主の名前を知らなければならないが、そのためには一つの方法しかない…。金獅子の剣の鞘を払うまぎれもない音は、陰に潜む二人の人物に彼... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/23 16:48
WW6-10 狼の騎士ハウランド
WW6-10 狼の騎士ハウランド この時刻、キンメリアが中庭で訓練に励んでいることをガネロンは知っていた。そこに向かう途中、王族専用の厨房の前を通りがかった時、驚いたことにハウランドの姿を見つけた。 彼はぐつぐつ煮えたぎる鍋を覗き込んでいた。そして二人は、彼が鍋の中に何かを入れた瞬間を目撃した。王に毒を盛るつもりなのだろうか? 「ハウランド殿、」ガネロンが声を掛けると、彼は驚いて振り返った。「貴殿は板金鎧を調理用エプロンに着替えたと見える。」 彼は顔をしかめて返答した。「決してそのようなものではない。我輩はただ、ティボ... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/22 22:46
WW6-9 振り出しに戻る
これは真の魔法だと直感したテネブロンは、時間巻き戻しの魔法を唱え始めた。炎が迫り、彼は熱を感じた。炎がまぶしくてもう何も見えない−、すると突然、熱は消え去り、元の明るさに戻った。 時間を戻して正解だった。だが、どれだけ時間を遡ったのだろう? ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/22 16:00
WW6-8 宮廷道化師カント
WW6-8 宮廷道化師カント 今頼りになるのは、彼ら自身の高い見識だけだ。二人は、水夫のゼノスと、宮廷道化師のカントに特に目を付けた。 「アシュリー卿の失脚と王国における事件の増加は、あの船乗りゼノスの出現と時を同じにしています。」王の元から立ち去りながら、テネブロンは相棒に向かって静かに言った。 「そうだ!なぜ気づかなかったんだ!」ガネロンは語気強くつぶやくと、本能的に剣に手を伸ばした。「奴が全ての背後で暗躍しているのか、この目で確かめてやろう−たとえ我が剣の切っ先で真実を聞き出すことになったとしても。」 「友よ、も... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/22 13:16
WW6-7 相次ぐ要人襲撃
ヘンリー王の居室は、玉座の間の扉のちょうど右手に位置している。その王の居室へと続く黄金で飾られた通路で、二人は恐ろしい光景を目の当たりにした。巨人のような石像が玉座の間の扉を突き破ろうとしているではないか! 主君を守らねば!数秒のうちに、テネブロンはふさわしいと思われる魔法を選んで唱え始めた。 怪物の石の拳で扉が打ち砕かれた瞬間に、その巨大な石像は同じくらい巨大なロウソクへと姿を変えた。大きさを除けば、黄金の廊下を灯しているロウソクと同じ形をしている。彼の魔法が効いたのだ。 「急いで!」彼... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/17 15:44
WW6-6 巨大グモ
鏡像の呪文が効果を現した!自分達と同じ姿の相手目がけて突撃しそうになったと信じ込んだ大グモ達は、ひどく甲高い叫び声を発すると、混乱した様子で騎士と魔法使いから離れていった。 だが驚く二人の眼前で、そいつらは突然十倍の大きさへと巨大化した!今や、六十フィートもの高さになったではないか! 「何が起きているのだ?」ガネロンが叫んだ。 「私が隠れた射手に縮小化の呪文をかけた時、こいつらもその場にいたに違いありません。そして魔法が切れた今、」八本足の怪物どもに指を突き付けてテネブロンが答えた。「本来... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/15 18:57
WW6-5 二重に敷かれた包囲網
WW6-5 二重に敷かれた包囲網 ヘンリー王の元に直接はせ参じるべきだろうか?それとも、レディー・ラドバーンがこのかわいそうな兵士の死の鍵を握っているのだろうか? 「アシュリー卿が国外追放に処せられた時、レディー・ラドバーンがとても嬉しそうな表情をしていたのを私は見ました。」テネブロンは相棒に説明した。「この王の伝令は多くを語りませんでしたが、彼は王国を救うに足るだけのことを伝えてくれたのかもしれません。」 「今回も君と口論するほど私は愚かではない。」ガネロンは言った。「君の考えに従おう。」 「さあそれでは、これ以上ぐずぐ... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/02 16:40
WW6-4 王の伝令
「扉を開けるなだと!」ガネロンは自制しきれずに声を荒げた。「私は扉の陰にこそこそと隠れるつもりなどない。もし向こう側に危険があるというのなら、喜んで受け入れよう!」騎士は剣を抜いた。 もちろんテネブロンとしても、扉の向こうにいるのが誰なのか知りたいところだ。もしかすると、アシュリー卿を助けたいと思っている人物かもしれない。 だが一方で、今回の使命のごく初期の段階で不必要な危険を冒したくもない。彼は、扉を開けるという賭けがいかに向こう見ずなことか騎士を説得しようと試みた。 「ばかばかしい。」... ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/09/02 10:23
WW6-3 サスペンスの始まり
王国を脅かす陰謀を企む邪悪な輩を暴き出すため、魔法使いテネブロンの驚愕するほど強力な魔法の呪文が今こそ必要とされている。城の暗部に潜む危険な力を切り抜けて生き延びるには、彼の全魔力が求められるだろう。さらに、彼は城内の疑わしい人々についての記憶を頭の中に呼び起こした。この知識がきっと彼自身を救うことになるのだ! ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/08/27 19:07
WW6-2 ヘンリー王の城の名士録
カント(宮廷道化師):彼のユーモアは、広刃の剣の鋭い切っ先の様に人の心に突き刺さる。また、宮廷でただ人を笑わせるより、もっと多くのものを彼が欲していることを誰もが知っている。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2012/05/10 21:13
WW6-1 旧友の濡れ衣
WW6-1 旧友の濡れ衣 <騎士と魔法使いの素晴らしい冒険談を耳にした全ての者に保証しよう。語られた全ての言葉が真実であると。そして、この陰謀と恐怖に満ちた驚くべき物語が、ヘンリー王の長く高名な治世のとある嘆かわしい日の憂うつな朝に始まったのだと。> ...続きを見る

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

2012/05/09 20:22

トップへ | みんなの「騎士と魔法使い#6 ハヤブサの騎士の逆襲」ブログ

ゲームブック「ブラッドソード」 騎士と魔法使い#6 ハヤブサの騎士の逆襲のテーマ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる